- 牧場について About farm
放牧開始しております。
なお、どら焼きの製造が追いつかないため、通信販売を終了しました。
道の駅等に納品しておりますので、是非そちらでお買い求めください。
ニセコ町のふるさと眺望点に選ばれている、眺めがよい牧場です。
北海道らしい広々とした牧場を悠々と歩きまわるダチョウの様子と羊蹄山やニセコアンヌプリなどの山々が見えます。
牧場では、放牧期間中いつでもダチョウにエサやりをすることができます(一袋100円)
教育旅行やガイドツアー、バスツアーの立ち寄り等のお問い合わせはnisekodacho@gmail.comまでご連絡ください。
ダチョウの卵を使用したお菓子の工房とカフェスペースは放牧期間の土日祝
(9:30-17:30)月金(10:30-16:00)営業
ニセコ町で人気のお土産となった、ダチョウのどら焼さんどなどのお菓子や牧場でしか販売していない特売の卵の殻や加工品、ソフトクリームやオリジナルメニューが風景とともに味わえます。
牧場の基本情報
住所:北海道虻田郡ニセコ町字豊里239-2 mapcode(マップコード) 398 118 364*40
- 牧場の近況
2021/6/26朝日新聞夕刊にどら焼きなどを取り上げていただきました。
2022/6/30BSプレミアムぐっさんのニッポン国道トラック旅!「地元ドライバーイチオシ!うまいもの選」にて取り上げていただきました。
2024/8/1HBC今日ドキッ!「ポツンと1軒うまい店」にて取り上げていただきました。
その他多数のメディア様に取り上げて頂いています。
定番の粒あんどら焼きの他にいちご、抹茶等の餡子を使ったどら焼き,ダチョウウインナーなどを自動販売機でいつでも販売しております。
ニセコの観光スポットとして近畿日本ツーリスト様に紹介していただいています。
https://www.knt.co.jp/travelguide/kokunai/116/
近隣の観光スポットについて知りたい方はリンクをご覧いただくことをお勧めします。
SNS
最新情報はこちらをチェック
牧場の風景 Site of farm
ニセコのダチョウ牧場として、毎年多くの方が訪れています。ここでは、人々を惹きつけている牧場の風景を紹介しています。最新の写真や情報はインスタグラム(https://www.instagram.com/nisekodachobokujo/)にてどうぞご覧ください。
丘を歩くダチョウ達
巣を見守るダチョウ達
羊蹄山とダチョウ
羊蹄山とダチョウ
雪で口紅牧場の鐘牧場の夜明けと3本の白樺牧場の静かな夜、羊蹄山と白樺- どら焼さんど
大好評のニセコ銘菓どら焼さんど
抗生物質を使わず育て、夏の間は放牧地を走り回っているだちょうさんから生まれた健康的な卵を使用。
ニワトリの2倍の日数がかかる孵化に耐えられる、力のある卵です。
鶏卵とは異なる性質を持つため、美味しく調理する方法を長年研究しています。
ご注文方法メールアドレスnisekodacho@gmail.comまで住所、氏名、電話番号、必要な個数をお伝えください。
振込手数料、配送料はお客様負担となりますのでご了承ください。
※通信販売は終了しました。2024.4.21現在
- 地球最大の鳥であり、恐竜に最も近い生物であるダチョウ最初は、あまりの迫力に多くの人々は圧倒されてしまうが、次第に愛嬌のある仕草に惹きこまれていく。新しくオープンしたカフェでは健康に育っただちょうの卵を使ったお菓子を美味しいコーヒーを、景色を見ながらゆっくり頂けます。文豪有島武郎の愛したニセコの大地の恵みを味わいながら、ゆっくりと景色を眺めてみませんか?放牧地の丘から時間がここでは止まったようにゆっくりと流れています。太古の昔から続く、豊かな自然のありがたさを改めて感じます。卵をみつめるダチョウ自然交配と放牧により、日本屈指の有精卵率を誇ります。自然の豊かさに支えられて、健康な卵が生まれます。抗生物質は決して与えません。過密に飼わず、のびのびと好きなだけ牧草を食べただちょうさんは健康で病気にならず、むしろ抗生物質を与えることで彼らの腸内細菌に悪影響を及ぼし、不健康になります。動物の幸せが健康と安心につながっています。どら焼さんどはだちょうさん達からの恵みに感謝しながら、牧場で一つ一つ丁寧に手焼きしています。
カフェだちょう屋さんの営業予定
- 牧場の動画餌をいつも与えている飼育員を見つけて、ダチョウたちが駆け寄ってくる様子を撮影しました。帽子の下の坊主頭が大好きな様子
最近取り上げていただいた番組
- 牧場の場所 アクセス車でお越しの場合札幌から:国道230号線(中山峠)経由で約2時間、約100km小樽から:国道5号線経由で約1時間半、約80km新千歳空港から:国道276号線(美笛峠)経由で約2時間、約110kmJRでお越しの場合札幌、小樽から:JR函館本線JRニセコ駅下車。ニセコ駅からタクシーもしくはデマンドバスで約10分デマンドバスについての詳細は以下のニセコ町ホームページをご参照ください。
- 牧場の成り立ちStory of farm1912年(100年前)この土地に有島第二農場という名前の広大な農場がありました。「カインの末裔」や「生まれいずる悩み」などの著作で知られる有島武郎という人物がその所有者でした。彼は自分の理想と農場の小作人たちが置かれている現状との差を憂いていました。そこで彼は農場を整備し、相互に助け合う組合を結成させ、農場を小作人たちに無償で分け与えました。農場主が小作人から搾取することが当たり前であった当時、有島武郎が行った農地解放は大変画期的なことでした。有島武郎への感謝やその行いを後世に伝えるために、ニセコ町には有島という地名や有島記念館が残されています。以来、第2農場を分け与えられた人々は有島武郎の望んだように相互に助け合い、農業を営んでいました。しかし、旧有島第2農場の大部分は勾配の急な斜面、岩だらけの土地で、町の中心からも離れていました。時が経ち、経営が上手くいかずに農地を手放して離農する家族が現れ、農地が原野に変わっていきました。約30年前、多くの人々の思い入れがあるこの特別な土地を購入する男性が現れました。男性は、農場から望む羊蹄山の姿に惚れ込み、この厳しく多くの人が農業を諦めたこの土地に可能性を感じました。若いころに一人で来道し、開拓団に加入後、酪農家として原野を切り開いてきた経歴を持つ、フロンティア精神に溢れている人物でした。多くの人々の手を借り、還暦を超えた年齢ながらも自らトラクターに乗って、原野を牧場へと整備し続けました。男性は広大な土地を開拓するパートナーとしてダチョウに目をつけました。旺盛な食欲と高い生命力、粗食に耐える消化能力など、これからの食肉として世界的に注目されていました。しかし、まだ日本では確立していないダチョウの飼育は一筋縄ではいかず、厳しい環境にある原野の開拓も遅々として進みませんでした。しかし、その男性は粘り強く取り組みました。新たに牛を導入し、入り組んだ林の中や笹薮を牛の蹄によって拓かせました。またダチョウはその旺盛な食欲で、牧場に茂っていた手に負えない雑草を食べ、糞は土地を肥やしました。みるみる美しくなっていく牧場は多くの人々の目にとまり、「どうしてこの牧場の草の色だけは秋になっても青々としているのだ!」と感嘆させました。動物が豊かな自然の中でのびのびと過ごす姿は訪れた人々を感動させ、子供を連れた親子や旅行者、写真家や画家といった芸術を愛する人々も好んで訪れる場所になりました。100年の時を経て、農場は、有島武郎が愛したニセコの自然を守りつつ、新しい感動が次々と生まれる場所へと変わりました。しかし、ダチョウの飼育は牧場を始めて20年近くたっても、採算的には厳しい状況が続いていました。男性も年老いており、このままではダチョウの飼育をやめなくてはならないと不安を感じ始めました。そこで、立ち上がったのが男性の孫でした。小さなころから牧場を遊び場として育った孫も大きくなり、男性を手伝ううちに、この多くの人に愛されているダチョウの飼育を続けていきたいと考えました。男性の孫は祖父や多くの人々の助けを借りながら、ダチョウの魅力を発信しつづけ、また環境保護のためにもなるダチョウ製品の販売に力を尽くしました。ダチョウの飼育や牧場の経営が少しずつ軌道に乗り始めました。愛情をもってダチョウと接しながら、その命を頂くという牧場の仕事を通して、いつしか男性の孫の中で、ダチョウという生き物がただの商品ではなく、「だちょうさん」と呼びたくなる大切な仲間だと感じられるようになっていました。そして、その命についての気づきを多くの人に知ってもらうことが大切だと気づきました。雛の頃から大切に育て、大切にお肉にして、販売する。一貫しておこなう牧場だからこそ伝えられることだと分かったのです。現在、多くの修学旅行生を農業体験に迎え、愛情をもって接する姿を見せ、その命を頂くことについて考えてもらう機会を設けています。男性の孫が思った以上に、牧場は多くの人々が感銘を受け、学ぶ場となりました。自由に走り回り、キラキラとした表情で近づいてくるだちょうさんの存在を間近に見て、餌をやり、触れ合うことが学生たちに命についての学びを与えています。2018年春、だちょうさんの卵を使ったお菓子を販売する小さなお店をオープンし、そこではより多くの人にだちょうさんの魅力を伝え始めました。長い年月を牧場の発展に尽くし、文句も言わずに支えてくれているだちょうさんにこれからも元気でいてもらうこと。そのことが多くの人々の学びや感動、私たちの幸せにつながると信じて、これからも牧場を続けていきます。ダチョウについてExplanation of ostrich世界最大の鳥であり、初めて見る人はその体躯の大きさに驚かされます。寿命は40年以上であり、環境によっては100年生きるのではと言われています。恐竜が絶滅後、彼らの祖先は飛ぶことを止め地上で繁栄しました。しかし、哺乳類の進化と共に生息域は減少しました。また、人間は彼らを乱獲し、羽や皮を集めました。次第に生息数を減少させていく中で、走りながら体力を回復させるという驚異の心肺能力と時速70kmに及ぶ脚力、2km先を見ることができるという目の力を生かし生き延びてきました。また、乾燥地帯を生き抜くために水をとても節約する能力を持っており、年間降雨量200ml以下の地域でさえ生存できることも、彼らの生存に役立ちました。草食に近い雑食で、牛や豚、鶏といった家畜生物が食べることのない雑草や草の根、イナゴのような昆虫やトカゲのような小動物を食べることもできます。繁殖能力は旺盛で年間40個の卵を20年間にわたり生み続けると言われています。将来、人口増加の影響で水資源と穀物資源の深刻な不足が予想され、また畜産動物を育てるために自然環境に負荷をかけることが問題視されている中、牛や他の畜産動物に比べて格段に環境に負荷をかけない動物である点などから注目されています。
- Q&AQ ダチョウはいつから見れますか?A 雪が解けて、牧場の土が乾き草が生えそろうまで放牧していません。ご了承ください。(※2021年度は4月29日より放牧開始)Q ダチョウは何時から放してますか?A 放牧する時間は決まっていません。ダチョウは朝早くから活動を開始し、暗くなるとその場で座り込み夜が明けるまで寝ています。決まった時間に小屋に戻してはいないので、放牧している期間中であればいつでも見ることができます。Q ダチョウは雨や悪天候でも出ていますか?A ダチョウは雨や悪天候でも小屋に戻らない子がほとんどなので、放牧期間中であれば見ることができます。なお、屋外ですので、傘や防寒着、汚れても良い靴などをご自身でご用意ください。カフェ営業時間中であれば濡れずに屋内からゆっくり眺めることができるのでオススメです。Q ダチョウのおやつはどのように与えたらいいですか?A 地面に撒いてあげる方法が一般的で、安全です。手でえさやりをすることも可能ですが、突き指や指輪をとられるといったケースもありますので十分に注意して、えさをあたえてくださいQ お手洗いはありますか?A 入場無料の個人経営の牧場であり、お手洗いをお貸しすることはできません。カフェ営業時に商品ご購入の上でご利用いただくか、お近くの道の駅などで済ませてからお越しください。その他、ダチョウ、ダチョウ卵、ダチョウ卵殻に関するお問い合わせやご質問はnisekodacho@gmail.comへご連絡ください。
- お問い合わせ質問等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。メールでのお問い合わせはお問い合わせフォームに必要事項をお書きの上、ご連絡ください。必要事項の記入がない場合、こちらにお問い合わせが届かないことや、ご返答できないことがございますのでご了承ください。また、牧場の忙しい時期には速やかなご返答が出来かねますので、あわせてご了承ください。